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2018.10.28

中国語翻訳の取扱説明書・マニュアルで必見!中国のGB規格とは?

中国市場向けに製品を輸出・販売する場合、中国語の取扱説明書やマニュアル翻訳では「GB規格」への対応が必須です。中国では、国家が定める標準規格である GB規格(国家標準) を満たすことが法律で義務付けられており、取扱説明書や安全表示も製品の一部として厳しく管理されています。そのため、中国語翻訳を単なる言語変換として扱うと、販売停止・回収・罰金などのペナルティを受けるリスクがあります。

中国のGB規格とは?

中国のGB規格とは

「GB規格」というのは、「中華人民共和国標準化法」によって定められた技術基準のことで、日本のJIS規格に相当する国家標準規格です。正式名称は「中華人民共和国国家標準」で、「国家(Guo jia)」と「標準(Biao zhun)」のピンイン表記の頭文字を取ってGB規格と呼ばれています。JIS規格には法的な拘束力はありませんが、GB規格は強制国家標準ですので、中国で生産、販売、輸出をするためには必ず守らなくてはいけない基準です。当然、日本企業が中国へ製品を輸出する場合も、必ずその製品が該当するGB規格をクリアしていなくてはいけません。場合によってはひとつの製品に複数のGB規格が関連しているケースも多く、その規格そのものも数年で変更されることがあるため、海外展開をしている大手企業であってもGB規格を正しく理解することは大変な作業だと言えるでしょう。また、中国にはこのGB規格以外にも、特定の業種ないで統一した「業界標準」や、省・自治区・直轄区で制定された「地方標準」などさまざまな標準が存在します。中国でビジネスを展開する企業は、こうした標準規格について細かく把握しておくことが大切なのです。

GB規格にて定められている内容

GB規格にて定められた規定

GB規格というのは新しい規格が制定されたり、定期的に改定が行われたりしているため、そのくらいの件数が定められているのか把握することはできませんが、一般的な目安としては4万件ほど存在すると言われています。
例として以下のようなことが定められているということを紹介します。

取扱説明書に記載すべき内容の規定

中国では取扱説明書は製品の一部である考えられているため、取扱説明書の品質も国家が厳しく管理をしています。中国語の取扱説明書やマニュアルを作成する場合には、取扱に記載すべき内容や、フォントのサイズ、中国語と外国語の併記(中国語が先に表記され、外国語よりも目立たせる)など、細かな決まりを守らなくてはいけません。

中国語フォントに関する規定

中国国内のすべての文字表示、出力機器に対して、GB規格に対応した中国語のフォントを使用することが義務付けられています。日本から中国へ輸出するすべての電子製品にフォントを搭載する場合には、ビットマップフォント、アウトラインフォントいずれの場合にも中国政府が認めたフォントを使用しなくてはいけません。

安全マークなどの記載する各種マークに関する規定

中国では製品に貼付する安全マークは、使用説明に含まれると考えられています。そのため、日本から中国へ輸出する製品に貼付する安全マークも、色や素材、作図などを細かな条件をGB規格に適合させなくてはいけません。

GB規格を守らないとどうなる?

GB規格を守らない場合

GB規格というのは強制国家標準ですので、中国で生産、販売、輸出をする場合には必ずその規格を守らなくてはなりません。GB規格を満たしていない商品を販売したり輸出したりすることは法律違反となり、販売停止や商品の全回収、罰金の支払いなど非常に厳しいペナルティを課せられることになります。

GB規格を守って中国語翻訳の取扱説明書・マニュアルを作成するためのポイント

GB規格でマニュアル翻訳

GB規格は莫大な件数が制定されていて、改正も日々行われているため、そのすべてを理解することは非常に大変な作業です。中国向けのマニュアルを作成する場合には、内製で翻訳をするとGB規格から外れてしまうリスクもあるため、中国語翻訳に精通している翻訳会社に外注するのがおすすめです。翻訳前には、あらかじめGB規格に反していないかどうかを確かめるチェックリストを用意しておき、世に出す前に細かく確認しておくことも忘れずにしましょう。

中国語翻訳の取扱説明書・マニュアルに関するよくある質問

ここでは、中国語取扱説明書に関するよくある質問をご紹介します。

GB規格では、取扱説明書にどのような点が求められますか?

GB規格では、取扱説明書は製品の一部と位置付けられており、内容や表記方法について細かなルールが定められています。主に以下の点が求められます。

  • 記載すべき必須項目(安全注意、使用方法、警告表示など)
  • フォントサイズや表記方法
  • 中国語と外国語を併記する場合の優先順位(中国語を先に、かつ目立たせる)
  • 安全マークや警告マークの表示方法

これらを満たした上で、中国語翻訳を行うことが重要です。

日本語の原稿に不備があっても翻訳は可能ですか?

翻訳自体は可能ですが、日本語原稿の内容がGB規格に沿っていない場合、そのまま翻訳するとリスクが残ることがあります。必要に応じて、翻訳前に記載内容の確認や修正のご提案を行うケースもあります。

中国語フォントや表記ルールも確認してもらえますか?

はい、可能です。中国向けマニュアルでは、GB規格に準拠した中国語フォントや表記方法が求められるため、電子データ・印刷物を問わず注意点を踏まえた翻訳を行います。

翻訳後のチェック体制はどのようになっていますか?

翻訳者による翻訳後、中国語ネイティブによるチェックや校正工程を設けることで、自然さだけでなく、取扱説明書としての分かりやすさや正確性を確認しています。

中国語翻訳の取扱説明書はどのタイミングで依頼するのがベストですか?

理想的なのは、取扱説明書の制作段階から翻訳会社に相談することです。翻訳後の修正を減らし、スムーズな対応につながります。

中国語翻訳を依頼する際にはぜひ翻訳会社FUKUDAIへご相談ください

中国GB規格の翻訳に関する相談・問い合わせ

上記のように、GB規格というのは中国国内で生産、販売、輸出をする際には必ず厳守しなくてはいけない基準です。規格外となった商品の生産、販売、輸出は違法と見なされ、厳しいペナルティが課せられることもあるため注意が必要です。マニュアルや取扱説明書を翻訳する場合には、上記の内容を参考にしてGB規格をしっかりと守りましょう。

GB規格のペナルティを受けないためにも、中国語翻訳に精通している翻訳会社へ依頼をするようにしましょう。翻訳会社FUKUDAIでは、中国語の翻訳に注力しており、正確な翻訳はもちろん、翻訳の用途に最適な品質を提供しています。中国語の翻訳に関するご相談は、ぜひお気軽に翻訳会社FUKUDAIまでお問い合わせください。

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