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2024.03.08

シラバス翻訳とは?重要性と翻訳依頼時のポイントを紹介

「シラバス」とは、大学における特定の授業やコースにおいて、学生や受講者に提供される教育プランや過程に関する文書のことを指します。
近年では留学生を受け入れる大学も多く、その際に必要となるのが、このシラバスの翻訳です。翻訳されたシラバスに目を通すことで、授業の内容や目的、進行計画、教材、連絡先等、どのように授業が進行していくのかを知ることができます。
このように、シラバスは今後翻訳が必要とされるツールです。そこで、今回はシラバス翻訳の重要性や翻訳依頼時のポイントについて詳しくご紹介いたします。

シラバスとは?その役割と意味

そもそも、シラバスとは一体どんなものなのでしょうか。ここでは、シラバスについての詳細やその役割、意味についてご紹介いたします。

シラバスとは

シラバスとは、大学の講義の内容やスケジュール、または成績の評価方法等「授業計画」が詳しくまとめられた資料のことを指します。名前の由来は、ギリシャ語の「sittuba(羊皮紙製の書籍のラベルまたは標題紙)」から取られています。
最近は冊子にはせず、大学サイト上に公開するスタイルが主流となっており、学生はこのシラバスを参考にして、どの科目を履修するか決めて登録することになります。
昨今では、このシラバスを外国人留学生向けに翻訳する、あるいは日本人大学の留学用に翻訳するといった事例が増えてきています。

シラバスの役割

【シラバスの役割1.自分の目標に合った科目を見つけられる】
学生達はそれぞれ「大学で○○を学びたい」「将来に向けて○○を修得したい」といった目標を持っているため、シラバスを見ることで自分の目標に合った科目はどれなのかを見極めることができます。

【シラバスの役割2.授業のイメージをつかめる】
シラバスには「授業の進め方(内容)」についても記載されており、主に講義が中心なのか、学生との双方向コミュニケーションを取りながら進めていくか等を知ることができます。
「詳細は授業で説明します」等簡便なシラバスも見受けられ、科目によって多種多様なため、自分とマッチしそうな科目を見つけやすくなっています。

【シラバスの役割3.評価方法事前にわかる】
学生にとって「どんな評価方法なのか」は気になるポイントです。レポートが苦手な場合はテストで評価する科目を多めに取ると負担が軽減される等、自分なりに通いやすい工夫ができます。
また、出席を考慮するかどうか、授業態度を考慮するかどうか等、事前に知ることができるのは大きなメリットであり、特徴であるといえます。

これからも高まるシラバス翻訳の重要性について

シラバス

少子高齢化が進んでいる日本では、大学も海外に向けて広く門戸を開き、世界中から学生を受け入れる必要に迫られています。また、大学在学中や卒業後に海外へ留学する日本人学生も増えています。
今後の大学は、日本に来る外国人留学生と、海外へ留学する日本人学生の両方に対応する必要があり、その中でシラバスの翻訳が不可欠な作業となってきています。
例えば、日本から海外の大学に留学する場合、日本で履修した科目の単位を留学先で認定してもらうために、シラバスの翻訳を提出する必要があります。シラバスは履修科目の内容が留学先の大学の入学基準に達しているかを判断する資料となるため、必要な情報を網羅した上で翻訳することが重要となります。
海外からの留学生についても同様で、日本で取得した単位を帰国後に自国の大学に認定してもらうために、シラバスの翻訳が必要となります。

シラバスの翻訳を依頼する際のポイントについて解説

シラバスの翻訳を依頼する際には、気をつけなければならないポイントが複数あります。ここでは、シラバスの翻訳を依頼する際のポイントについて詳しく解説していきます。

専門知識は持っているか

シラバスは特定の学術分野や専門領域に関する情報を多く含んでいます。そのため、翻訳者がその分野に詳しいことが重要となります。特に科学・工学・医学等の専門的な用語や概念は、正確性を重視して正確に翻訳することが求められます。専門書や学術文献を活用し、適切な用語を選択していくと良いでしょう。

正確性と一貫性が重要視されているか

シラバスの翻訳は、原文の意味を正確に伝える必要があります。誤訳や不明瞭な表現は学生や教員に混乱を招く可能性があります。
また、文中の用語や表現が一貫していることも大切です。特に同じ概念やプロセスに対する用語が異なる場合、できる限り統一された表現を使うことが必要となります。

ターゲットオーディエンスは考慮されているか

翻訳されたシラバスは、その受講者や読者のニーズ(ターゲットオーディエンス)に合わせて適切な言葉や表現を使う必要があります。例えば大学院生に対するシラバスと学部生に対するシラバスでは、用語や説明のレベルが異なる場合があります。受講者の背景や言語能力を考慮し、理解しやすい形で情報を提供することが重要な要素となります。

背景にある文化的な面は配慮されているか

シラバスには、特定の文化的な背景や言い回しが含まれることがあります。翻訳者は、これらの文化的な側面を正しく理解し、適切に反映する必要があります。また、異なる文化間での違いに気を配り、適切な表現を選択することが重要となります。例えば、特定の地域や文化圏で馴染みのある単語や言い回しは、他の地域では理解されない場合がある点に注意が必要です。

納期は保持できるか

シラバスは学期の開始前に必要とされる場合が多いため、翻訳作業がタイムリーに完了することが重要です。締め切りに間に合うよう、翻訳スケジュールを適切に管理し、必要な品質を保持しながら作業を進めることが求められます。

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翻訳会社FUKUDAIは、シラバスの翻訳を「教育・研修資料翻訳サービス」としてご提供しております。当サービスは教育・研修関連の文書に特化し、経験豊富な専門のスペシャリストが高品質かつ正確な翻訳をリーズナブルな料金でご提供いたします。
シラバスの他にも教育機関や社内の教育・研修資料、会議、プレゼン、学会発表等の翻訳を手がけています。
もちろん、品質面以外でも、納期や予算、用語管理に関するご相談等、お客様のご要望を的確にとらえた上で、最適なご提案をさせていただきます。

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