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2023.07.27

不動産の賃貸契約書を英語に翻訳する際の注意点は?依頼すべき翻訳者の特徴も解説

契約書類には難しい表現が使われており、日本語で書かれていても内容が上手く理解できないというケースが多くあります。そんな契約書類の中で、身近かつわかりにくいものが、不動産の「賃貸契約書」です。

海外から来た外国人が日本で賃貸物件を借りるとなると、賃貸契約書の翻訳が必要となってきます。賃貸契約には法律や費用が関わってきますので、契約書に正確さは不可欠です。

そこで、今回は不動産の賃貸契約書を英語に翻訳する際の注意点や、依頼するべき翻訳者の特徴等について詳しくご紹介いたします。

 

賃貸契約書を翻訳する上での注意点は?

賃貸契約書を翻訳する上での注意点にはどんなものがあるのでしょうか。ここからは、その注意点について、わかりやすくご紹介いたします。

機械翻訳は基本的に使わないのが無難

近年はGoogle翻訳等、利便性の高い機械翻訳サービスがありますが、これらの使用はできるだけ避けた方がいいでしょう。

年々精度が上がり、一見きちんと翻訳されているように見える機械翻訳ですが、よく見ると不自然な翻訳になっている部分も多くあります。原文で書かれている意味が100%相手に伝われば問題ありませんが、機械翻訳だけでは100%にはほど遠い現状があります。

特に重要な条項において、機械翻訳が「ニュアンスの違う翻訳文」を提示し、そのまま契約書として採用してしまった場合、自社に不都合な条項が残ったまま契約してしまい、後々大きなトラブルや損害に発展する可能性があります。

また、そもそも賃貸契約書には専門用語が多く使われており、機械翻訳では対応できないことも多くあります。

直訳は行わない

直訳とは、英単語を1つ1つ和訳し、日本語の文章にする作業ですが、これも行うのはできる限りやめましょう。

直訳は単語を積み重ねていって翻訳する作業のため、どうしても不自然な文章になりやすく、さらに専門用語への対応ができません。また、単語の組み合わせによってニュアンスが変わってしまう言葉では、誤訳や全く意味の違うものになってしまいます。

専門家に翻訳を依頼する

賃貸契約書の翻訳は専門家に依頼するのが安全です。専門家であれば正確な翻訳で、適切な賃貸契約書の作成が期待できます。ただし、英訳ができる翻訳家であれば誰でもいいという訳ではなく、できるだけ「その道のプロ」に依頼するといいでしょう。

賃貸契約書を依頼するべき翻訳者の特徴

不動産の賃貸契約書

賃貸契約書を依頼するべき翻訳者には「特徴」があります。しっかりとした語学力や翻訳スキルはもちろん、他にも複数の特徴を持っている必要があります。

ここでは、賃貸契約書を依頼するべき翻訳者の特徴について、詳しくご紹介いたします。

語学力と翻訳スキルが優れている

まず、賃貸契約書を正確かつ適切に翻訳できる優れた語学力と翻訳スキルが必要となります。原文の意味を正確に把握し、翻訳先の言語に適切に翻訳できることが求められます。

また、高い英語力は基本である上で、さらに「正しい日本語力」も必要となります。いかに優れた英語スキルを持っていても、日本語の語彙力や文法力に不安があれば、適切な英訳は行えません。

正確な法律知識を所持している

賃貸契約書は法的な文書であり、契約の条件や義務、権利が明確に提示されています。翻訳者は契約書の文言を法的な文脈で正確に理解し、適切に翻訳できる知識が必要となります。

法的文書は、伝えなければならない用件が具体的かつ明確に書かれている反面、形式やスペース、構成に変更が加わるだけでも、文章の論理性を欠いてしまう可能性があります。

誤訳が法的な問題や、裁判になるようなことにならないためにも、正確な法律知識を所持している翻訳者は必須といえます。

機密性と正確性を有している

賃貸契約書には個人情報や機密情報が含まれているため、翻訳者は機密保持に対して厳格な姿勢を持ち、情報漏洩を防ぐために注意深く取り組む必要があります。

また、翻訳会社にも厳重なセキュリティが求められます。翻訳会社FUKUDAIでは、お客様からいただいた大切なデータをインターネットの脅威から守る安全対策の実施や、厳格なセキュリティ管理で守り、秘密保持に努めています。

FUKUDAI翻訳のセキュリティ・機密保持体制はこちら

 

コミュニケーション能力に優れている

ただ「与えられた文書を翻訳する」だけではプロの翻訳者とはいえません。クライアントはもちろん、賃貸契約書を交わすユーザーまで考慮に入れて翻訳できてこそ、高い能力を持つプロの翻訳者といえます。

そのためには、翻訳者とクライアントとのコミュニケーションが円滑であることが求められます。質問があれば遠慮無くできるような環境を提供した上で、クライアントの要望を的確に理解し、反映していくよう努めることが大切です。

賃貸契約書の翻訳は難しいからこそ「プロ」に任せる

賃貸の契約書類は難しい表現が使われていることが多く、日本語で書かれていても内容がよくわからない、というケースは多くあります。

賃貸契約は大抵の場合、宅地建物取引士等の専門職から契約書の内容について説明を受け、借主が印鑑を押していくという流れが一般的ですが、素人だけで内容を理解し、判断するのは難しい面があります。

それは日本人だけではなく、海外から来た外国人が日本で賃貸物件を借りるとなると、なおさら困難を極めます。

賃貸契約には法律や費用が関わってくるため、契約書には正確さが不可欠です。1つでも間違いがあるとトラブルの要因になるため、このようなケースでは日本と海外、双方の法律を知っておくことが重要なポイントになります。

賃貸契約書を含めた契約書関連の翻訳は翻訳会社FUKUDAIにお任せ下さい!

翻訳会社FUKUDAIの法律・契約書翻訳サービスは、海外ビジネス経験を持つエキスパートが多数在籍しており、各国の法律や規則の違い、文化、慣習の違いにも精通しているため、正確で高品質な翻訳の実現が可能です。

また、最終段階の校正作業でも、法務経験者によるチェック体制で、クオリティの高い文書が提示できます。

他、品質面以外でも、納期やご予算、用語管理に関するご相談等も承っております。

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