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2023.07.06

プレスリリースを英語に翻訳する際の注意点や翻訳依頼時に伝えるべきこと

企業がグローバルに事業を展開するにあたり、欠かせないのが「プレスリリース」です。海外のメディアや企業等に自社の商品やサービスをPRできる重要な役割を持ちます。特に、新商品やイベント開催等のプレスリリースは「速報性」が求められるため、迅速な翻訳が必要です。

そこで、今回はプレスリリースを英語に翻訳する際の注意点や、翻訳依頼時に伝えるべきことについて、詳しくご紹介いたします。

 

そもそもプレスリリースの役割とは?

プレスリリースとは、「プレス(press【新聞(記者)・マスコミ】)」と「リリース(release【発表・公開】)」の2つを組み合わせた造語です。

基本的には新聞やマスコミ、SNS等のメディアを通じて、企業としての新しい情報を発表することを意味する言葉の1つとなります。

プレスリリースを出す際には、間違いのない情報の公開と、商品やサービスの魅力を伝えられる文書が必要となります。

 

プレスリリース翻訳の重要性とは?

プレスリリースは企業の情報発信の要であり、プレスリリースによって企業の業績が左右されることもあり、さらには新商品の発売や新サービスの展開も有利に進めることができます。

逆に、プレスリリースの質が悪ければ誰からも注目されず、業績が悪化するという可能性を秘めているといっても過言ではありません。

プレスリリースの翻訳において重視されるのは「読みやすい文章に翻訳をする力」と「編集能力」です。

そのため、プレスリリースの翻訳は、しっかりとした知識と技術を持ち、専門性の高い翻訳者の手によって翻訳してもらうのがお勧めです。

 

プレスリリースを英語に翻訳する際の注意点は?

 

プレスリリースを英語に翻訳する際には、どのような点に注意すればいいのでしょうか。ここではその注意点について詳しくご紹介いたします。

 

タイトル・本文共に、なるべく簡潔にまとめる

日本語にもいえることですが、海外向けのプレスリリースも、タイトルと本文を簡潔にまとめるよう意識することが大切です。

海外ではプレスリリースの配信にFAXを使用することはほとんどなく、メールで配信を行うのが一般的です。メールの件名であるプレスリリースのタイトルのみでその内容を見るかどうか判断されるため、特にタイトルには気を配る必要があります。

プレスリリースでは「結論から先に述べる」というのを重視し、序盤に最も伝えたい事を記載した上で、リード文だけで全体の内容がつかめるようにすると、理想的な構成となります。

どんなメディアの記者でも、多忙であることには変わりありません。読み手に時間を取らせないよう、簡潔な構成を心がけましょう。

 

表記ミスに注意する

誤字脱字はもちろんですが、表記ミスにも注意が必要です。特に、日本語名のものをローマ字に表記する際にはミスが発生しやすくなります。

慣れない言語で原稿を書くことにより、余計にスペルミスが生じやすくなります。また、日本語の原稿を翻訳してもらった際にも、ローマ字表記の確認漏れが起こることもあります。

日本語内で配信するプレスリリースと同様「1度配信すると訂正が難しい」と考え、複数人でのチェックを行う等の対策を取ることが大切です。

 

どの言語で配信するか厳密に判断する

海外向けにプレスリリースを配信する際には、プレスリリースを「どの言語で配信するか」を見極めましょう。

配信する国の言語を使用するのが一般的ですが、例えば中国でも英語のニュースがよく読まれており、インターネット上でも英語が多く読まれている場合であれば、中国語より英語の方が適しているという判断になります。

一概に現地語での配信がベストだとはいえないことも多くあるので、どの言語で配信するかはよく検討してみるといいでしょう。

 

プレスリリースの翻訳依頼時に伝えたい事柄4つ

プレスリリース

プレスリリースはただ「翻訳すればいい」というものではありません。プレスリリースならではの表現や解説等を伝えながら、読みやすくわかりやすい表現にすることが大切です。

ここでは、プレスリリースの翻訳依頼時に伝えたい事柄を4つ、ご紹介いたします。

 

1.読みやすい英語表現にする

プレスリリースを英語で作成する際には、現地人が読んでも違和感のない自然な表現にすることが重要です。特に、平易な英語(プレイン・イングリッシュ)を使うことを重視し、わかりやすい表現方法を用います。不自然な表現は企業イメージの悪化につながるため、注意が必要です。

日本語のプレスリリースを英語に翻訳する場合には、ネイティブの翻訳者に対応してもらう、あるいはバイリンガル翻訳者が翻訳した後にネイティブチェックを入れて再度チェックする等、読みやすくわかりやすい表現になるような配慮が必要となります。

 

2.日本にしかないものには解説を加える

日本語のプレスリリースを英語に翻訳する場合「お盆」や「お花見」といった日本人ならではの表現を使用する際には、用語の「解説」を加えるようにするのがベターです。「お盆とは」「お花見とは」という解説を加えることで、誤解を与えずに伝えることができます。

また、同じ言葉でも国や地域によって意味やニュアンスが変わってくるため、当然伝わると思っていた言葉が、全く違った受け取り方をされてしまうことがあります。プレスリリースは「どんな人に読んでもらうことを想定しているのか」を明確に設定し、慎重に作成しましょう。

 

3.メールでの配信はタイトルを簡潔に

プレスリリースを各メディアに送付する際、FAXや郵送等の手段もありますが、上記でご紹介したように、一般的にはメールで各メディアの窓口に送ることがほとんどです。

メディア関係者は毎日大量のメールを受け取っているため、興味を持ってメールを開いてもらうためにも、プレスリリースの「タイトル(メールの件名)」は非常に重要な要素となります。

タイトルについては十分考慮し「どんなプレスリリースなのか」を一目見て判断できる、内容をイメージできるものにすると、開いてもらえる確率が上がります。

 

4.翻訳期間と配信日程をあらかじめ設定し、計画的に行う

送付する記者の目に留まり、メールを開いて内容を確認してもらうためには、プレスリリースを配信する「タイミング」も重要になります。休み明けのタイミングでは、メール等の連絡事項も溜まっているため、自社のプレスリリース情報はスキップされてしまうかもしれません。

できれば火曜日~金曜日の間、午前中を狙って配信するのがお勧めです。

また、配信する国の時差についても考慮した上で、時間を逆算して翻訳に必要な時間を割り出し、計画的に翻訳会社への翻訳依頼をしなくてはなりません。納期までの時間が極端に短いと、間に合わない、品質の低下、料金の上乗せといったことが生じます。

計画的に翻訳依頼を出すことで、翻訳会社は事前に作業に必要な時間を確保できるため、安定した高品質の翻訳が可能となります。できる限り、時間に余裕を持って依頼するようにしましょう。

 

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