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2022.08.17

飲食店のメニューの翻訳で大切なポイントを5つご紹介!

2003年、日本は外国人観光客を誘致していくべく「観光立国宣言」を行いました。インバウンドへの整備に力を入れ、多くの外国人観光客を日本に呼び込み、日本の良さを知ってもらおうというプロジェクトが多く立てられています。
それから約20年が経過し、時代はコロナ禍という予測不能の事態に陥りました。インバウンド政策も少し低調気味になっていますが「アフターコロナ」が訪れれば、再び日本には多くの外国人観光客が訪れることが予想されています。
それまでに「今できること」「準備できること」として、今回は「飲食店のメニュー」をピックアップします。外国人観光客も目を通すメニューはどのようなメニュー内容や翻訳が適しているのか、詳しくご紹介いたします。

「外国人メニュー」が飲食店では必須!その理由は?

新型コロナウィルスが蔓延する以前、インバウンドに力を入れていた日本は、多くの外国人観光客を誘致しました。その際、日本の食文化は多くの外国人から高く評価され、3000万人以上の訪日外国人が日本食を楽しんだ記録が残っています。
現在はコロナ禍の影響により、海外から国内に観光客が入ることは制限されていますが、今後医療技術等が進めばコロナ禍は収束していくことが予想されます。
気軽に、よりわかりやすく日本食を楽しんでもらうために、多言語で翻訳されたメニューや通し番号の設置を今のうちに行っておくことにより、訪れた外国人観光客からの評価が向上していきます。
また、中長期的な視点で見れば、日本は今後も「観光立国」としてのポジションを維持していくことになります。外国人観光客が少ない今だからこそ受け入れの再開を想定し、少しずつ準備を開始していくことで売り上げの増加へとつながっていきます。

飲食店のメニュー翻訳で大切なポイントを5つに絞って解説!

ここからは、飲食店のメニュー翻訳で大切なポイントをご紹介いたします。重要なポイントは5つあり、どれも欠かせないものです。このポイントをしっかり押さえ、外国人観光客にもわかりやすいメニュー作りをしていくことが、売り上げ向上の糸口にもなります。

1.写真を掲載する

「親子丼」「生姜焼き定食」といった日本では馴染み深いメニューでも、外国人からすると「何が使われているか全くわからない未知の料理」になってしまいます。
さらに、宗教上の理由等で肉食を禁じている外国人観光客も多くいます。
翻訳されたメニュー名や詳細な内容と共に写真を掲載することにより、料理のイメージだけではなく「食べられるかどうか」の判断基準としても使えるため、有効活用するのがお勧めです

2.お勧め・厳選メニューを入れておく

ヨーロッパやアフリカ等の国々は食文化が全く異なり、いくら写真や詳細な説明があっても「結局何を食べればいいのかわからない」という事態になりがちです。
そこで、メニューの中に翻訳された言語で「外国人観光客にお勧めの料理」や「当店のお勧めピックアップ料理5つ」といったタイトルを付けたメニューを用意しておくと、その中から選ぶことができ、注文しやすくなるよう促すことが可能になります。

3.料理に「通し番号」を振っておく

外国人観光客の負担を軽減する方法として「通し番号」を振っておくのも有効です。メニューの翻訳と一緒に行っておくといいでしょう。
注文時には番号を伝えるだけにしておくことにより、外国人観光客にとっても負担軽減になる上、注文を聞くスタッフにも聞き間違いやミスが少なくなり、オペレーションが簡易になります。
両者にとってメリットが多いため、できる限り事前に振っておくと後々まで楽になります。

4.料理名に「直訳」は使わない

日本の料理メニューには、直訳すると意味のわからない言葉や、間違った意味の名称になってしまうことがあります。
例えば「たぬきうどん」は直訳すると「raccoon dog udon」となりますが、これでは何の料理か全くわかりません。
この場合は、メニューには「tanuki udon」とそのまま記載し、下部に「Udon noodle soup with crunchy bits of deep-fried dough.(天かすだけが乗ったうどん)」と説明文を追記しておくことで正確に伝わります。
全てに料理に直訳が不要ということではないが、メニュー名に応じた翻訳は必須となるといえるでしょう。

5.料理の説明・アレルギーについて詳しく記載しておく

時折、外国人観光客が「日本食は美味しいと思えない」というコメントを聞くことがありますが、これは単純に料理が口に合わなかった他にも、正しい食べ方を知らずに嫌いになってしまったパターンがあります。
日本食は「わさびを少量入れる」や「醤油を使って食べる」等食べる順番がきっちりと決まっているため、食べ方の説明を外国語で紹介しておくことは非常に重要です。
また、アレルギー表記についてはしっかりと記載しておかないと生命の危険に関わります。翻訳会社等のプロを通して正確に翻訳・記載し、伝わるように整備しておく必要があります。

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