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2018.11.24

カタログ翻訳やパンフレット翻訳を依頼するときのコツ

グローバル化が進む近年では、外国人向けに商品やサービスを展開している企業も少なくありません。日本語を母国語としない方々に、商品サービスの概要・魅力などを効果的に伝えるためには、製品カタログやパンフレットが高い精度で翻訳されているかどうかが重要になります。

とはいえ、商品やサービスの内容が特殊であればあるほど、その翻訳は難易度が高くなるのも事実で、伝えたい内容を正しく伝えるためにはプロの力が必要になるケースが多いのではないでしょうか。

そこで今回は、製品カタログやパンフレットの翻訳を翻訳会社など社外に依頼する場合のコツや、翻訳会社の選び方のポイントについて詳しく解説していきます。

製品カタログやパンフレットの翻訳を自社内で行うのが難しい理由

日本国内で生活をしていると、外資系企業の商品やサービスを利用する機会が頻繁にありますが、その多くは当たり前のように日本人向けに日本語に翻訳されたカタログやパンフレットを作成しています。なぜなら、消費者の多くは自分たちに理解できる言葉で書かれたものに安心感を覚えるからです。同様に日本企業が海外市場でビジネスを展開する場合、製品カタログやパンフレットはその国の言語に翻訳する必要があります。

例えば、競合する2つの企業がいて、片方の企業は英語や中国語などの現地の言葉に翻訳されたカタログを提供し、もう一方の企業は日本語のままのカタログを提供していた場合、どちらの企業がより多くの指示を得るかは言うまでもありません。

製品カタログやパンフレットというのは商品やサービスの魅力を伝えるための大切な営業ツールですので、海外でビジネスを展開する場合には必ず準備しておくべきでしょう。その際には、翻訳サービスを行っている会社に依頼をして作成してもらうのが理想的です。

企業によっては翻訳を自社で内製するところもありますが、それはあまりおすすめできません。一般的に製品カタログやパンフレットというのは文章量が多いため、翻訳をする際には冗長にならないよう、簡潔にまとめるスキルが求められるからです。

また、商品やサービスが専門的な分野の場合には専門用語が使われるケースも多く、その分翻訳の難易度が高くなります。特に多言語に翻訳をする場合やローカライズが求められる場合などは、翻訳のプロに任せるのが最も安心な方法だと言えるでしょう。

製品カタログやパンフレットの翻訳を依頼する時に用意したほうが良いもの

では、実際に製品カタログやパンフレットのようなマニュアル翻訳を外注する場合、以下の3つを準備しておくことで翻訳の依頼がスムーズに進みます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

翻訳したいカタログやパンフレット

日本語でかかれた製品カタログやパンフレットなど、翻訳の元原稿となるものを準備しましょう。効率的に翻訳してもらうためには、日本向けに書かれた内容など不必要な文章はあらかじめ省いておくことをおすすめします。

業界用語をまとめた資料

その業界ならではの言い回しや用語がある場合には、それをまとめたものを資料として依頼する翻訳会社へ提出します。特に専門的な内容については、その単語の意味も添えるようにしましょう。

翻訳する内容のビジネスに関連のある資料

どのようなビジネスプランを持っているのか、企業理念や製品に対する思いなど、翻訳の際に役立つ内容を参考資料としてまとめておきましょう。特に、製品カタログやパンフレットを日本語から外国語へ翻訳する場合には、ターゲットの市場状況を正確に把握することが大切です。翻訳担当者がそれを理解しているかどうかによって、翻訳の精度が変わってくるため、参考資料はできるだけしっかりと準備しておきましょう。

製品カタログやパンフレットを翻訳する際の注意点6つ

ここでは、製品カタログやパンフレットを翻訳する際のポイントについて説明します。

ターゲットオーディエンスを理解

パンフレットは特定のターゲットオーディエンスを対象としています。そのオーディエンスの文化、言語、慣習を理解し、その視点から翻訳することが重要です。

マーケティングの視点

パンフレットは情報を伝えるだけでなく、商品やサービスを売り込むためのツールでもあります。そのため、翻訳には説得力が必要です。直訳ではなく、読者に響くような表現を用いることが大切です。

コンテクストを理解

パンフレット全体の文脈や、各セクション間のつながりを理解し、適切に翻訳することが重要です。

ビジュアルとの連携を確認

パンフレットには、テキストだけでなく、写真やグラフなどのビジュアル要素も含まれています。これらとテキストが適切に連携していることを確認し、必要なら翻訳もこれに合わせて調整します。

明瞭かつ簡潔な表現

パンフレットは情報を分かりやすく伝えるためのものなので、文章は明瞭かつ簡潔であるべきです。繰り返しを避け、短くてわかりやすい文を目指します。

専門用語の適切な使用

専門的な内容を扱う場合、その分野の専門用語を正確に理解し、適切に翻訳することが重要です。

校正とレビューを行う

翻訳後、誤字脱字や文法ミス、不自然な表現などがないかチェックします。また、可能であればネイティブスピーカーによるレビューを行うと、より質の高い翻訳になります。

製品カタログやパンフレットの翻訳の依頼先の選び方

前述のとおり、製品カタログやパンフレットを外国語化する場合には、高い翻訳スキルが求められるため、自社で内製するのではなく、翻訳会社などプロの力を借りるのがおすすめです。では、実際に翻訳を外注する場合、どのようにしてその依頼先を選べば良いのでしょうか。外注先の選び方のポイントを詳しく見ていきましょう。

自社業界分野の翻訳が得意な翻訳会社を選ぶ

ひと口に翻訳会社といっても、専門分野や得意とする分野は会社によってもさまざまに異なります。より精度の高い翻訳を希望するのであれば、IT系、医療系、クリエイティブ系など、自社の業界分野を得意とする翻訳会社を選ぶことが大切です。

一度で多言語翻訳が依頼できるところを選ぶ

日本語から英語、日本語から中国語など一言語だけの翻訳をしてくれる翻訳会社は比較的簡単に見つけることができますが、日本語から英語、中国語、韓国語というように多言語への翻訳を希望する場合には、多言語翻訳に強い翻訳会社や一度の依頼で翻訳を行ってくれる会社を厳選する必要があります。

同時にDTPサービスを行ってくれるところを選ぶ

日本語から外国語へ翻訳をした場合、文字の量が変わるため日本語の時と全く同じレイアウトのままでというわけにはいきません。製品カタログやパンフレットの翻訳を依頼する際には、翻訳だけでなく同時にDTPサービスを行ってくれる翻訳会社を選ぶのがおすすめです。

翻訳会社FUKUDAIの翻訳サービス

製品カタログやパンフレットの翻訳の依頼先をお探しの場合には翻訳会社FUKUDAIへご相談ください。
外国向けの製品カタログやパンフレットを作成する場合には、ただ単に日本語からその国の言語に翻訳すれば良いというわけではなく、見栄えやレイアウト等を仕向地にとって見やすい仕様に変更しなくてはいけないケースも多々あります。ぜひ、上記の内容を参考にして、翻訳を依頼しましょう。

また、翻訳会社FUKUDAIでは、製品カタログやパンフレットなどのドキュメントの翻訳はもちろん、多言語翻訳やDTPサービス(Adobe InDesign/Illustrator/FrameMaker/PDFなど)など幅広い翻訳サービスをご用意しております。製品カタログやパンフレットだけでなく翻訳に関するお悩みは、ぜひFUKUDAIまでお気軽にご相談ください。

翻訳会社FUKUDAIの翻訳料金

FUKUDAIのカタログやパンフレット翻訳をリーズナブルな料金で最適な翻訳サービスをご提供していると同時に、原稿の文字数や翻訳分野によって、様々な割引キャンペーンが好評実施中。詳しくは、お見積り依頼でお問合わせください。

翻訳会社FUKUDAIの翻訳事例

  • 国立公園 「公園パンフレット」 日本語→中文簡体・繁体、韓国語、英語
  • 地方自治体 「観光パンフレット」 日本語→中文簡体・繁体、韓国語、英語
  • 広告代理店  「福岡観光情報誌」 日本語→中文簡体、韓国語
  • 日用品卸売会社 「商品カタログ」 日本語→中文繁体・英語
  • 酒造メーカー 「商品カタログ」 日本語→中文簡体・繁体、韓国語、英語

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